2015-08-06

ドアを付け替えた件。

まず最初に申し上げておきたいのは(有吉マツコの怒り新党風)、

私はインテリアに関しては気に入るものが見つかるまで根気よく探す人間である、ということです。
雑誌から楽天、果ては海外サイトまで、たくさんリサーチして、購入まで数年かかることも。
でもそれだけかけると、気に入ったものが見つかる喜びもひとしおなわけで。
高級ブランドの名作とかではなく、身の丈に合った、でも長く使いたくなるような・・・
たくさん見てもピンとこないうちはこない。
でも、「あっ」と思うものを見つけたらその瞬間まったく迷いなく決められるのです。
この感覚、意外と大事だったりするんです。
自分の中で、○か×かをシビアにジャッジしていくこと。
家具は単価が高いから失敗できなくてそうせざるを得ないわけですけど、自分なりの○×の基準を持つことと、優先順位を決めることは人生のさまざまな局面でも大なり小なり必要ですから。
人に頼らず自分で決める。人生の醍醐味ですね〜(笑)。

そして表題の件。
事務所のドアを付け替えました。
ほら〜!!なんかショップみたいになったでしょ。
IMG_5287

最初からついてたドアがちょっとボロくて反ったりしていて(大家さんごめんなさい)、それはそれでレトロ感があるっちゃあったんですが、足もとのギャラリ窓から音が筒抜けなのも気になっていたので・・・
思い切って替えることにしたんです。
ただ、気に入るドアがなかなか、なかなか見つからず・・・・
サイズも少し特殊だから、オーダーしないといけないし。
値段、木材、デザイン・・・・う〜〜む。ま、あとで考えよ。
と言ってる間に・・・構想、あっという間に1年。
今回ばかりはなかなか見つからず。
私にしてはめずらしく、まあこんな感じでまとめよか、という案で行くことにしました。
なんとなく私のイメージでは黒っぽい塗装のドアでクールにするつもりだったんですが、一転ヴィンテージ風で。

ちなみにこのドア、無塗装のものをネットでサイズオーダーで取り寄せて、色を私が塗りました。
元はこんなです。ほんとは節なしが好みなんだけど〜・・・・。
P1010208
ソース元:カントリーハウス

最初に水性ステインを塗るも、木材の油分のせいか、ところどころ色がのらずものすごいムラに。
なんか虫食いのようにちらちらと・・・(泣)
水性ステイン自体はニオイもしないし扱いやすくて、色も良かったのですが・・・
大失敗。
IMG_5149

これではあかん!と、サンドペーパーで塗装をこすって落とし・・・
(この作業が半端なくしんどかった!!)
IMG_5150
IMG_5151
あんまりきれいに落とせてませんけど、力尽きました(涙)。
素人だからいいか・・・。
なんていうか、期せずしてエイジングっぽくなった(笑)。
この上から、着色ワックスをうすーく塗って完成。

それを大工さんにつけてもらいました。

いろいろ失敗したから完璧ではないけど、
思った以上に形になったかなと。

おかげさまで周りには「なんかいい〜」と好評です。
苦労したぶん、愛着もわきます。

あっ、ちなみに床板をヘリンボーンに貼ったのも私です(一番最初の画像参照)。
長細い短冊型のタイルを、一枚一枚山型にぺたぺたと。
これはこれで苦労話が・・・・また機会があれば聞いてください(笑)。

小学校の時、絵が得意なのに工作があまりにも苦手で図工の成績が悪かった私に
意外とDIY女子な展開が未来にあったなんて。
人ってほんとわからないものですね。

さ、仕事しよ。

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