2014-06-26

作業BGM

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最初に就職した会社は、子供服の製造小売会社でした。
私は販売職ではありませんでしたが、よくお店には出入りしていました。その時にいつも不思議に思っていたのがBGM。 赤ちゃんや子供服を売っているのに、なぜこんなイケイケ(今でいうアゲアゲ)な音楽なんだろう、というぐらいの激しいアップテンポなダンスチューン。
でも、これはれっきとした戦略。
「販売用BGM」とかいうチャンネルが有線放送に当時あったのです。
よくバーゲン会場でもやたらBPMを上げたハウスがかかってたりしますが、あれみたいなもので、高揚感を出すとか、回転を良くする、などの目的があったようです。
今行ったら、癒し系の音楽とかかかってそうですけど・・・。
ショップでなく、日頃作業をしているアトリエでは、日中はFM、夕方からはAMでプロ野球、というのがルールでした。手を動かしながらでも聞くとはなしに耳に入ってくる情報や音楽やおしゃべり・・・ それはそれで今思えば面白かったなと。

その次に就職した会社は、設計系で、そういえば音楽はかかっていませんでした。私も慣れないWindowsでMicrosoft系のアプリケーションを覚えてた時期だったのでそれどころではなかったなあ。

先日までいた会社では、みんな持ち寄りで好きなCDをかけたり、ニコニコ動画の作業用BGMをかけたりしていました。当然好きな曲もあればそうでない曲もあり・・・ですが、最後には広い心でアニメソングでもイライラしなくなりました(笑)。
人それぞれ、気分があがる音楽は違いますしね。

今は1人なので何を聴いても良いのですが、ほぼ毎日ネットラジオをBOSEのBluetoothスピーカーに飛ばして聴いています。
個人的に集中力を上げたいときはモダンジャズ、それ以外の時はラウンジミュージックというか、いわゆるイージーリスニングを聴いています。
意外とアップテンポなのは聴かないです。
ジャズは、アーティストが集中してプレイしているせいなのか、歌がないからなのか、以前から「集中できるなあ・・・」と感じていました。
自分で思うに、メロディが壮大で美しいとついついそちらに耳がいって「聴いてしまう」ので、ある程度抽象的な部分がありながら気持ち良いツボも押さえてくれる、みたいな突き放したところがいいのかもと。
ラウンジは、60年代の映画音楽好きが高じて気づけば好きになっていました。
ヘンリー・マンシーニ、バカラック、ミシェル・ルグラン・・・
こちらはさきほどとは逆に美しくドラマティックなメロディが心に平穏をもたらしてくれます。
ノスタルジックで上品なオーケストレーションは、ある意味ホテルとかにいるような優雅な気持ちに・・・。気持ちだけですけど。

音は無意識下に働きかけてくるもの・・・リラックスしながら仕事のパフォーマンスが上がるのが一番ですね。

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